WEATHERING DYE

洋服を企画する際、ハイテクな素材でヴィンテージ感を出したいと
お考えになられたことはないでしょうか?
ここ数年、着用する洋服に使われている合繊の割合がぐんと増えているのは間違いない現実だと思います。
機能的で快適、また洗濯の簡単さや色落ちのしにくさなど、優秀な素材なことに間違いはありません。
しかし、触るまでなかなか個性が出しにくいのは弱点の一つかもしれません。
また、着込んだ際にデニムのように「育っていく感覚」を、味わうことができないのも
洋服好きの浪漫に欠けたところではないでしょうか。

WEATHERING DYEと名付けられたこちらの加工、
なんと色落ちをしたかのようなフェード感を生み出しています。
そう、色を落としたのではなく、P下生地に製品染めを施し、
色が落ちたような表情を出しています。
我が社のヒット商品である
KGM1200とKGM1201の割繊糸を染めるため、
小松マテーレさんに特殊にレシピを開発いただきました。

画像左:KGM1200(ネーベルタフタ)
画像右:KGM1201(フォグリップ)
 (詳しい生地の情報はFabricページ参照ください)

こちらは縫製後の製品染めの加工となっております。
染め加工後に撥水加工を施すことも可能です。

堅牢度は乾摩擦、湿摩擦3級程度のデータを取得しています。
加工時に収縮も起こりますので、詳細はスタッフまでお問い合わせください。

一般的な化学繊維とは一味違った深みのある存在感、
 長年着古したかのような雰囲気を是非お試しください。